JLINE NOTE

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2024.07.07

サッカー界の未来のために vol.2

vol.1では、私たちがセカンドキャリア問題に取り組む理由と、その背景について書きました。

vol.2では、弊社が行っている事業について、具体的に何を行なっているのか、その背景と共に書いていこうと思います。

JLINEメディア

JLINEメディアは、vol.1で問題にあげた「知らない」を解決するために運営しており、大きく分けると3タイプの購読者をイメージして記事作成を行なっております。

購読者層1.JLINEリーグのファン・サポーター

有名な元JLINEリーガーに関してはご自身でYouTubeを運営されていたり、メディアでも取り上げられる機会があるかと思います。

しかし、大半の元Jリーガーはそうではありません。

かつて応援していた選手が、現在何をしているのか、そして、現役の時はどんなことを考えていたのか等を知りたい方は多いのではないでしょうか?

それらの「知りたい」をJLINEメディアでは提供していきたいと考えております。

購読者層2.企業の採用担当者や経営者

セカンドキャリア問題の解決には、企業側がJリーガーの強みやポテンシャルを理解し、どのように活躍してもらえるかのイメージを持ってもらうことが重要だと考えています。

私たちは、元Jリーガーがどのような仕事をしているのか、サッカーで培ったスキルがどのように活かされているのかをインタビュー形式で紹介し、企業側に理解を深めてもらうことで、「知らない」を解決していこうと考えております。

購読者層3.将来プロを目指す学生とその保護者

Jリーガーが引退後にどのようなキャリアを築いているのかを具体的に知ることで、サッカーに本気で打ち込むことが、将来どのように活きてくるのかを知ってもらう機会を提供したいと考えています。

現役の間にどのようなことを考え、競技以外にどのようなことを実践していたのか、はたまた、現役の間は競技だけに集中していたのかなどもインタビューで聞いていき、Jリーガーになってからその後のキャリアまでの「リアル」をお伝えする場を提供していきたいと考えています。

JLINEメディアを通じて目指す世界観

このようにJLINEメディアでは、3タイプの購読者の方を対象にコンテンツ制作を行なっていこうと考えております。

私たちの目標は、Jリーガーのセカンドキャリア問題の解決を通じて、サッカー界の未来を明るいものにしていくことです。

そのためには、選手自身が自分の可能性を広げる努力を続けることも重要ではありますし、私たちもその支援を全力で行いますが、企業や社会全体がJリーガーのポテンシャルを理解し、受け入れる体制を整えることも欠かせません。

このJLINEメディアを通じて、Jリーガーに関わる多くの方々にJリーガーの現状を知っていただく機会を創出していき、サッカー界の未来を明るいものにしていくべく、取り組んで参ろうと思います。

JLINEアカデミー

次に、現役Jリーガー向けに展開しているJLINEアカデミーについて、具体的に何を行なっているのか、その背景と共に書いていこうと思います。

現役Jリーガーが引退後に直面する課題の一つは、次のキャリアにどう転身するかという問題です。

この問題を解決するために、弊社ではJLINEアカデミーというキャリア教育プログラムを運営しており、現役Jリーガーが自分のキャリアについて主体的に考え、行動できる状態を目指しております。

選手の自主性を尊重

まず大前提として、私たちは選手の意思を尊重しようと考えています。

小さい頃からサッカーが大好きで続けてきて、ようやくたどり着いたJリーガーという夢の舞台、少しでも長く競技生活を続けてほしいというのが根っこにあります。

その上で、次のキャリアへの不安があるのなら、私たちと一緒に自分自身を知り、競技以外の経験を通じて、人間的に成長していきましょう、それが競技にも活きてくるし、その後のキャリアにも活きてきますよというのが私たちの考えです。

なので、全ての選手がこのプログラムに参加する必要はないと考えています。

サッカーに集中したい選手もいますし、それは尊重されるべきです。

しかし、少しでも不安を感じている選手や、新たな経験を積みたいと考えている選手には、このプログラムが大いに役立つと考えています。

知らないから知るへ、そして経験するへ

vol.1で述べたように、セカンドキャリア問題の根底には「知らない」という問題があります。

JLINEアカデミーでは、この「知らない」を「知る」「経験する」に変えるための取り組みを行っています。具体的には、以下のような活動を行っています。

自己分析と社会理解

まず、選手が自己分析や他己分析を行い、自分の強みやヒューマンスキルを理解する機会を提供しています。

また、サッカー界以外の世界を知るために、OBとの交流会や勉強会も開催しています。

これにより、選手は自分自身をより深く理解し、サッカー以外のキャリアについても知識を深めることができます。

②経験の場を提供

次に、選手が自分の経験を発信する場を提供しています。

JLINEアカデミーでは、選手が学生や将来プロを目指す若者に対して、自身の経験を語る「JLINE未来プロジェクト」を実施しています。これにより、選手は自分の経験を言語化し、他者に伝えるスキルを磨くことができます。

また、インターンシップや共同事業の機会も提供しています。選手はこれらの活動を通じて、ビジネスの現場を実際に経験し、サッカー以外のスキルを身につけることができます。

多様な視点とパフォーマンスの向上

このような取り組みを通じて、選手はサッカー界以外の視点や考え方を学び、それをサッカーに活かすことができます。

実際に、多くの選手が新しい経験を通じて成長し、サッカーのパフォーマンスを向上させています。

サッカーとビジネスには多くの共通点があり、異なる経験を積むことで新たな視点を得ることができるのです。

JLINEアカデミーを通じて目指す世界観

JLINEアカデミーの取り組みは、現役Jリーガーが現役中の競技生活や引退後も充実したキャリアを築けるよう支援することを目的としています。

少し抽象的な表現にはなりますが、JLINEアカデミーを受講するJリーガーには、

自身のキャリアに対し主体的にチャレンジできる状態

というのゴールとしてご提案させていただいています。

現状は、「何かアクションを起こしたいけど、何をしたらいいかわからない」という選手が大半です。

その選手たちがまず第一歩を踏み出し、様々なことを「知り」「経験する」ことで、

1人の人間として成長し、競技生活やその後のキャリアを充実したものにしていってほしいと考えております。

あくまでも選手目線で、様々な環境を提供していくことが私たちにできる最大の強みだと思って、事業運営を行なっております。

JLINEキャリア

次にJLINEキャリア(まだリリースできていませんが)はJリーガーの皆様が次のキャリアへ移行する際に活用していただきたいサービスですが、具体的に何を行う予定なのか、その背景と共に書いていこうと思います。

セカンドキャリアの現状

vol.1で限られた準備期間でのキャリアチェンジが原因で、ミスマッチが起こりやすい状態でセカンドキャリアへ移行しているとお伝えしたかと思います。

その解決策の1つとして、弊社ではJLINEアカデミーと連携し、キャリアチェンジをスムーズに尚且つ、その選手達が主体的にキャリアチェンジの時を迎えられるようサポートしたいと考えています。

改めてになりますが、JLINEアカデミーでは、現役選手が自己分析を行い、社会や業界について学ぶ機会を提供しており、この基盤があってこそ、JLINEキャリアの支援が真に効果を発揮します。

選手が自分の強みや興味を理解し、どのようなキャリアが適しているかを知ること、可能であれば競技以外のことにチャレンジしていることが、次のステップに進むための重要な要素であると考えております。

具体的な支援内容

JLINEキャリアでは、以下のような具体的な支援を行っています。

  1. 就職先の紹介:
    • 選手のスキルや経験に基づいて、適切な就職先を紹介します。これには、企業とのマッチングや就職活動のサポートが含まれます。
  2. 起業支援:
    • 起業を希望する選手に対して、ビジネスプランの作成支援や資金調達のサポートを行います。また、経営に関するアドバイスやメンターシップも提供します。
  3. キャリアカウンセリング:
    • 個別のキャリアカウンセリングを通じて、選手が自分のキャリアビジョンを明確にし、具体的な行動計画を立てるサポートを行います。

選手の主体的な取り組みの重要性

しかし、全ての選手がこのような支援をすぐに受け入れられるわけではありませんし、中には、早急に就職先を見つけなければならない選手もいます。

そのような場合でも、できる限り迅速かつ効果的に支援を提供することを目指しています。

しかし、理想的には現役の間から競技以外の活動に挑戦し、セカンドキャリアに備えることが重要です。

未来への展望

私たちの最終目標は、Jリーガーが引退後も充実したキャリアを築ける社会を実現することです。

そのためには、選手自身が自分の可能性を広げる努力を続けることが重要であり、私たちもその支援を全力で行います。

また、企業や社会全体がJリーガーのポテンシャルを理解し、受け入れる体制を整えることも欠かせません。

今後も、JLINEのいくつかの事業を通じて、選手のキャリア支援を続けるとともに、サッカー界全体の発展に寄与する活動を展開していきたいと思います。

サッカー選手が引退後も多様なキャリアを築けるよう、全力でサポートしていくことをお約束します。

JLINEは、選手が自分の未来を切り拓くためのパートナーであり続けます。

引退後のキャリア支援は、選手にとって重要な課題であり、私たちはその課題に真摯に向き合い、選手一人ひとりのニーズに応じた支援を提供していきます。

最後に

パートナー・協賛企業様を募集しております

JLINEのプロジェクトは、多くの方達の協力や理解がなければ達成することは難しいプロジェクトだと考えております。

特にサッカー界に携わる人たちの協力や理解していただきたいと思っております。

スタジアムで応援していた選手たちが、スタジアムから離れても活躍している、活躍できる人材になることが、将来のサッカー界を明るいものにしていく1つの要素になります。

セカンドキャリア問題は、目の前の選手たちだけの問題だけではなく、サッカー界、ひいては日本のスポーツ界に影響がある問題です。

ぜひサッカーファミリーの力で今後のサッカー界の明るい未来を作っていきましょう。

この取り組みにご興味を持っていただけた方は、

弊社の取り組みの詳細をお伝えいたしますので、下記までメールもしくはDM等でご連絡ください。

〜連絡先〜

メールアドレスtakafumi.suzuki@athletevalue.jp