INTERVIEW

INTERVIEW
2024.08.12

【第一話】”萬代宏樹さん(元ベガルタ仙台)に迫る” 【セカンドキャリア編】~18年間の現役キャリアを経て導き出す、自分の強み~

萬代宏樹|BANDAI HIROKI FOOTBALL SCHOLL

PROFILE

萬代宏樹|BANDAI HIROKI FOOTBALL SCHOLL HIROKI_BANDI

萬代 宏樹(ばんだい ひろき)1986年2月19日 宮城県仙台市出身。 福島東高等学校卒業後、2004年にベガルタ仙台に入団し、入団初年度から活躍。3月13日の横浜FC戦でプロデビューし、同年4月24日に行われたヴァンフォーレ甲府戦では、当時のJ2史上最年少得点記録となるJリーグ初ゴールを挙げた。 その後、ジュビロ磐田、サガン鳥栖、ザスパ草津(現ザスパ群馬)、モンテディオ山形、水戸ホーリーホック、AC長野パルセイロでプレー。 2019年シーズンからJFLのラインメール青森FCでプレーし、初年度に2桁得点を達成。その後2021年をもって引退した。 引退後のセカンドキャリアとしては、子供向けスポーツスクール最大手のリーフラス株式会社に入社勤務ののち、現在は、BANDAI FOOTBALL SCHOOLの運営を軸に、多岐にわたる活動をしている。

萬代宏樹|BANDAI HIROKI FOOTBALL SCHOLL

PROFILE

萬代宏樹|BANDAI HIROKI FOOTBALL SCHOLL HIROKI_BANDI

萬代 宏樹(ばんだい ひろき)1986年2月19日 宮城県仙台市出身。 福島東高等学校卒業後、2004年にベガルタ仙台に入団し、入団初年度から活躍。3月13日の横浜FC戦でプロデビューし、同年4月24日に行われたヴァンフォーレ甲府戦では、当時のJ2史上最年少得点記録となるJリーグ初ゴールを挙げた。 その後、ジュビロ磐田、サガン鳥栖、ザスパ草津(現ザスパ群馬)、モンテディオ山形、水戸ホーリーホック、AC長野パルセイロでプレー。 2019年シーズンからJFLのラインメール青森FCでプレーし、初年度に2桁得点を達成。その後2021年をもって引退した。 引退後のセカンドキャリアとしては、子供向けスポーツスクール最大手のリーフラス株式会社に入社勤務ののち、現在は、BANDAI FOOTBALL SCHOOLの運営を軸に、多岐にわたる活動をしている。

【はじめに】

今回インタビューを受けてくれたのは、萬代宏樹さん。2021年に引退後、企業に就職をしたのち、現在は自身のサッカースクール”BANDAI HIROKI FOOTBALL SCHOOL”を運営するなど、多方面で活動をしている。そのセカンドキャリアの歩みを、セカンドキャリアを歩んでいく上での自身の強みを、アットホームな空気感の中、実にざっくばらんにお話しいただいた。ぜひ、多くのサッカーファンに届いてほしい。それでは。

話者:萬代宏樹

インタビュー:佐藤豪

セカンドキャリアの歩み

佐藤豪: 萬代さん、よろしくお願いします!早速ではあるんですが、引退されてから現在に至るまでのセカンドキャリアについて、どのように過ごされてきたのか聞かせていただいてもいいですか??

萬代さん: よろしくお願いします。そうですね、

当時、引退を決める少し前から、自分の中ではこう、這いつくばってでもチームを探そうっていう感じではなかったんですよね。次の職を決めてからやめるという道筋を描きたいなと思っていたんです。

夏ぐらいから、今年で終わりかなと思いながら次の仕事を探していました。

佐藤豪: なるほどなるほど。

萬代さん: 実は全くサッカーに関わらない仕事もやってみたかったんですよ。本当に普通のサラリーマンの仕事ができるようなイメージで、探していました。でも収入面での問題や、自分の強みが全く生かせないことに気付いたんです。

佐藤豪: なるほど。

高校卒業後にベガルタ仙台入団後、18年間で計8クラブでプレーした萬代さん

萬代さん: 社会人としての自分自身の強みが全くない状況だったので、どこかで、しっかり切り替えて、取り組まないといけないなって思っていた時に、自分の高校の同級生が働いている会社がスポーツスクールを運営している会社だったので、いろいろ話を聞かせてもらっていたんです。

自分の中では大きな企業だったんで、安定という面も含めてチャレンジさせてもらおうかなと思ったんです。これがまず一歩目ですね。

佐藤豪: なるほど。差し支えなければ、どちらの企業か教えていただけますか?

萬代さん: リーフラス株式会社という会社で、リベルタサッカースクールという全国に展開している会社でそこに入社しました。その東北支社ですね。宮城県内でサッカースクールを担当していました。

佐藤豪: うんうん。

萬代さん: 午前中はミーティングや集客活動、イベント企画、資料作成、夕方は平日にサッカースクールの運営をしていました。土日は休み、もしくはイベントがありましたね。

そんな流れで働いて、2年間働かせてもらって、今年の3月末に退社し、4月からは自分が動きやすい形を取らせてもらっています。

佐藤豪: なるほど。インスタでリゾスポ(リゾート&スポーツ専門学校)でも講師をされているのを拝見しましたが、それはリーフラスで働きながらですか?

萬代さん: はい、リーフラスで働いていた時に、リゾスポでの講師も担当していました。両社が提携関係を結んでいる中で、サッカーの授業を担当する形で。

会社を辞めることにはなったんですが、僕個人に依頼をいただけるようになりました。

佐藤豪: なるほど。

萬代さん: なので、今は個人で依頼を受けて講師をしています。

佐藤豪:どういったことを教えているんですか??

萬代さん:一応シラバスがあって、それに沿う形ですね。人数も5~8名程度なんですけど、指導者になりたいという子もいれば、マネージャーになりたいという子もいたりで。

そういう生徒たちに対して、じゃあ、子供たちに指導する際には、こういう伝え方がいいんじゃないかとか、技術的なこととかを、座学とかよりも基本的に一緒に動きながらっていう感じですかね。

佐藤豪:そういった経験を経て、ご自身のスクールを立ち上げることになった??

萬代さん:そうですね。運営は一部任せながら、自分の名前のスクールを出させていただいているっていう感じですね。

佐藤豪:あ、なるほど。そうだったんですね。

お話を伺っていると、人との繋がりで、様々な可能性が生まれて、セカンドキャリアの歩みを進めている感じがしますよね。

萬代さん:そうですね。確かに、人とのつながりっていうのはすごく大きいですね。

佐藤豪:とはいえ、新たなキャリアを歩みだすってなるときって、不安な気持ちっていうのもあったとは思うんですけど、そのあたりはどうですか??

サッカースクール運営や講師の経験を経て、現在はご自身の名前のスクールである、BANDAI FOOTBALL SCHOOLの運営やBANDAI CUPなどイベントも実施。”東北から世界へ”を合言葉に、自身の経験を子どもたちに、そして保護者に届けている。

セカンドキャリアを歩むことへの不安

萬代さん:いや、実はそれはあまりなかったんですよね。最初のリーフラス社では、サッカースクールということで、僕自身サッカーを教えるのも、子どものことも好きということもあって、それらが満たされるのなら、最高じゃんって思ってたんです。

ただまあ、やはりそんなに甘くはなかったっていうことではあるんですけど。

佐藤豪:具体的に、どのあたりが甘くなかったと感じました??

萬代さん:シンプルですけど、サッカー指導だけでなく、サッカースクール運営なので、要はただ指導するだけではなく、集客活動であったり、利用する会場の申請作業であったり、市役所区役所の方との打ち合わせであったり、そういった方々との関係性の構築であったり、ですね。あとは上司への報連相ももちろんですし、なかなかうまくできず。

あとはイベントを企画していく中でも、誰かがやってくれるものというよりも、自分自身の意見もしっかり持ったうえで作り上げていく必要があるんですが、なかなか自信を持って意見を持ったり、発言できなかったり、など本当様々ですね。

佐藤豪:うんうん。

萬代さん:サッカー選手の頃って、結局マネージャーが全部準備してくれるし、トレーナーがマッサージをしてくれて、監督コーチが練習メニューを考えてくれて、自分たちはそこに行くだけっていうのが当たり前だったんですよね。

まあもちろんカテゴリーによってその部分にも差はあるんですけど、宿泊先の手配や、そこでの食事の調整だったり全部考えて準備してもらっていたと思うんです。

それが、スクールを運営するにあたっては、自分も一から考えないといけない状況になったわけです。運営には何が必要か、何を準備するのか、子どもたちは何を求めてイベントに来てくれるのか、保護者の皆様は、どういう考えで子どもたちを自分に預けてくれるのか、とか。

佐藤豪:うーん。

萬代さん:どういうことを求めているのか?とかを考えたときに、自分から一から生み出すっていうこと、考えることの大変さは正直すごく大きく感じましたね。

佐藤豪:なるほどなるほど。よくアスリートのキャリアチェンジの中で不安なことが、PCスキルっていう人が結構多かったりすると思うんですが、萬代さんの場合は、その一から考える、っていう部分に苦戦したということですかね?

萬代さん:そうですね。もちろん、PCスキルも苦戦はしましたけど、でも調べれば出てくるものが多いし、最悪周囲に聞くこともできる、って考えると、そうですね、答えがないものに対して考えたり、案を出すっていうことのほうが大変な感じがしましたね。

やっぱり最初って、自信を持てない部分もあったし、上司と打ち合わせとかすると、ただ良い、悪いだけでなく、目的や、シチュエーションに応じた対応などいろいろ質問を受けるわけですよ。それにしっかり答えられなくて。

佐藤豪:うーん。

萬代さん:だからこそ、深く考えて、企画を作り上げないといけないな、とか、単にチラシを配布しても効果は出ないよなって気づいていったわけですけど。

例えば、小学校の前で200人にチラシ配りました。じゃあ体験が申込が1人しか来なかったのであれば、施策としてよくないわけですけど、当時はそこまで考えることができなかった。

あ、そこまで考えないとダメなんだ、と感じると同時に、それ自体は正直ストレスになりましたね。考える習慣があまりなかったんで。でも大卒で社会人経験している人からすると、考えることは当たり前なことなんだろうなと。

佐藤豪:確かに、そうかもしれないですね。

萬代さん:なのでめちゃくちゃストレスも溜まったし、悔しかったです。やっぱりミーティングでも自分自身、自信をもって発言もできないし、それが周囲に伝わってるのも分かるし、うん、悔しかったですね。

佐藤豪:なるほどなるほど。

それってどのように克服していったかとかって、あるんですか??

強烈な武器をベースに生き残ってきたプロサッカー選手時代。セカンドキャリアにおいても当時の経験などは活きているのか。

課題の克服?強みの理解?

萬代さん:うーん、自分の場合は逃げるっていう意味ではなくて、そこの課題の克服に注力するよりも、自分の強みって思えることをまずは最大限活かしていこうって考えながら、仕事をしていました。課題の部分は、経験を積むことで改善していけるって感じたので。

僕の場合は、子どもに対する対応とか、保護者の方との関わり方とか、が強みかなと思ったんですね。

保護者の方に対しては、自分の考えをお伝えしたり、不安に感じていらっしゃることなどはありますか?など、丁寧にコミュニケーションをとるようにして。

会社の事業としても、スクールが基盤になるので、年に数回のイベントに対して長い間意識を張り巡らせるよりは、そこは経験あるスペシャリストに任せて、基盤になるスクールで力を発揮できたほうがいいなと。

サッカー選手の時と同じような考え方というか、自分の良さを活かすほうにシフトした感じですね。

佐藤豪:なるほど!現役中も、割とそういった意識で、自分の強みを理解しながら、そこにフォーカスしていくみたいな感じでしたか?

萬代さん:そうですね。もう自分はなんだろうな、技術的なことよりも、もう頑張る!とか走る!とかあとは本当、ゴール前で勝負する!っていうことは強く意識していました。

動き出しとか、技術的な部分ももちろん居残り含めて練習はしていたんですけど、試合になったら、自分を最大限に活かすことしか考えていなかったですね。

それは周りにも言われていたんです、お前は下がってくるよりも、そこは他の選手に任せて、最前線に張って勝負しとけ、みたいな。

佐藤豪: なるほどなるほど。その時と同様に、仕事の中で、自分の強みを磨いていく方向に注力をしたということだと思うんですが、実際そのように働いてみて社内的な評価はどうでしたか?

萬代さん: 社内では理解してもらえていて、特に上司が良い方で、自分の企画の出し方やミーティングの受け答えについては特に指摘されることはありませんでした。子供たちや保護者との対応が評価されていたかな、と思います。

佐藤豪: なるほど。

萬代さん: 結果、サッカースクールの普段の運営だったり、子供たちや保護者とのコミュニケーションが評価されてたように思いますね。気持ちよく普段から関わることもそうですけど、保護者の方から、自分のところに相談が来ることも結構あったんですよ。

スクールを運営するうえでは、その風通しのよさはとても重要なことで。例を挙げると、子どもたち同士のやりとりで、ある子が、他の子から嫌な言葉をかけられて、行きたくないっていう状態になってますと、じゃあちょっと確認してみますねと。

丁寧に確認してみると、嫌なことを言ったというつもりは全然なくて、ボールが欲しい時に強く言ってしまった、みたいな話だったんですよ。なので、そういった事情を丁寧に話をして、その後はまた楽しく参加してくれたりとか。

佐藤豪: なるほど。

萬代さん: 自分の強みを生かす方向にシフトすることで、評価を得ることができたかな?とは思います。

佐藤豪: なるほど。それが社内的な評価につながったのですね。

萬代さん: そうですね。特に上司が理解してくれたおかげですけど。

佐藤豪: そういった話を伺うと、やっぱり、キャリアチェンジするときに大切なのは、自分を理解しておくってことなんだなって、感じましたね。何をやるかも大事だけど、その前に自分はどんな人間か、どんな考えを持っているか、どうやって、壁を乗り越えてきたか、とか。

そういった意味では、萬代さんは次のキャリアを考える時に、具体的な準備はしていましたか?

セカンドキャリアに向けた準備。

萬代さん: 引退を決める少し前から準備を始めたかんじでしたけど、やっぱり自分の時代というか世代は、現役時代はサッカーに集中しろ!という雰囲気が強かったですからね。

それこそ、那須さんがYOUTUBE始めたときぐらいって、現役なのにYOUTUBEやるの?みたいな感じだったと思うんですよね。

佐藤豪:そうですよね。

萬代さん:そういう風潮はもちろん僕自身も感じてたし、そこを言い訳にしていたような気もするなと。今ってそれこそ、起業している選手もいれば、二足三足の草鞋をはいてるのが当たり前にもなっているから、いい時代になったなとは感じますね。

佐藤豪: 仮に今、萬代さんが現役だったとして、次のキャリアを考えるとしたらどんなことをしますかね?

萬代さん: まずサッカースクールを立ち上げますね。週一回でも集客を始めます。

佐藤豪: なるほど。

萬代さん: 動いてみることが一番大事だと思うんですよね。

佐藤豪:確かに、動いてみないとわからないことはたくさんありますよね。

萬代さん: そうですね。やってみないとわからないことはたくさんあると思います。

僕は引退するシーズンの8月くらいから、次のことを考え少しずつ動き出していたわけですけど、本を読んだりもしました。

振り返ると実際現役中に勉強できる時間もたくさんあったなと。人に会うことも大切だから、会ったり。

ただ、やっぱりまずはやってみることのほうが重要かなと思うんですよね。本読んで3年勉強して何かを立ち上げるより、立ち上げてみて、見えてくること、分かってくることがより深くあるはずなので。

実際にやってみることで、次のキャリアにつながる経験を積むことができると思うんですよね。

佐藤豪: ありがとうございます。次のキャリアを考えるときに、こう、Jリーグ全体的にどのようなことが必要だと思いますか?もちろん、競技ファーストなので、いきなり何か大きなセカンドキャリア対策のようなことって難しいとは思うんですけど。

萬代さん:うーん、そうですね。 職業体験、インターンをリアルにやれる環境があるとすごいいいんじゃないかと思いますね。学びに行くのではなく、もう忖度なしに、一定期間働いてみることができる環境。

サラリーをもらって業務を体験することで、次のキャリアにつながると思いますね。例えば、スポンサー企業でそういった経験ができる場をつくれたりしたら、いいんじゃないかと思います。

佐藤豪: なるほど。

萬代さん: 実体験を通じて、次のキャリアの準備をすることが大切だと思いますね。

佐藤豪: なるほど。セカンドキャリアを歩む中で、萬代さんご自身、やりがいと収入のバランスについてはどう考えていますか?

萬代さん: 収入は正直大事ですよね。サッカー選手時代と同じぐらいの収入を目指していますが、それだけでは本質がずれてしまうので、やりがいも大切にしています。自分の楽しいことで仕事をすることで、極めていきたいですね。

自論なんですが、僕の周囲で明るく充実した表情をして生きている方たちは、好きなことを突き詰めている方が多いと感じるんですよね。自分もそうなれればなと。

佐藤豪: なるほど。

萬代さん: 自分のやりたいことをやりたいようにやるのが理想です。

佐藤豪: ありがとうございます。共感する部分が多いです。ビジネスマンもバランスを取るのは難しいですが、やりがいを感じることが大切だと思います。

萬代さん: そうですね。やりがいを感じることで、楽しく仕事ができると思います。

佐藤豪: ありがとうございます。我々の事業にも参考になります。

今後の展望について教えていただけますか??

自身の経験をベースに、子どもたちに様々なことを発信していきたいという萬代さん。

萬代さん: 今は主にサッカースクールと、ジュニアとジュニアユースのGMとして活動しています。リゾスポの講師や、解説やイベント、小学校訪問、体育授業なども行っています。

自分のビジョンとしては、サッカースクールをベースに、子どもたちにいろいろなことを伝えていきたいと思っています。

佐藤豪: なるほど。

萬代さん:東北地方に僕自身、大きな恩を感じているので、 東北を中心に活動を広げていきたいと考えています。

佐藤豪: ありがとうございます。ぜひ東北を盛り上げてほしいです!

編集後記:

筆者の萬代さんへのイメージは、クールで少し怖そう。そんなイメージであった。ベガルタ仙台に高卒ルーキーで入団し、活躍していた姿を見ていたわけだが、当時はあまり人を寄せ付けるオーラではなく、どちらかというと、鋭く、自分自身の世界観を持っているような印象であったからだ。

しかし今回のインタビューでは実に穏やかに、同じ目線で、率直にお話をしてくれた。どこか、仲良くなりたい!もっと話を聞きたい!そう思わせてくれるオーラを身にまとっているようだった。

現役生活の中で、様々経験され、人としても大きな変化をされてきたんだろうなと感じた。セカンドキャリアも、しっかり自分を見つめながら、その人柄で多くの方々と連携しながら歩みを進めていることを話してくれた。これから東北地方で、どのように活動を広げていくのか、注目していきたい。

第二話【現役編】へ続く